縄編み針(なわあみばり)の代用5選!道具なしで編む裏ワザと穴あき解消法
「手元に縄編み針が見当たらない」「今すぐ編み進めたいのに道具がない」とお困りではありませんか。縄編み(ケーブル編み)は、身近にある安全ピンやヘアピン、つまようじなどで十分に代用できます。
また、1〜2目程度の交差であれば、道具を一切使わずに針の操作だけで素早く編む技術もあります。代用品の具体的な選び方から100均アイテムの特性、編み目に大きな穴があいてしまう原因と綺麗な仕上げ方まで、わかりやすく解説します。
縄編み針の代用アイテムおすすめ5選【身近な日用品で解決】
専用の道具が手元になくても、毛糸がすべり落ちない「引っかかり」や「カーブ」がある細い棒状のアイテムがあれば、今すぐ作業を再開できます。家によくある身近な代用品5選の使い勝手をまとめました。
代用アイテムの使いやすさ比較
| 代用アイテム | 入手しやすさ | 扱いやすさ | 適した用途・目数 | 特徴・注意点 |
| 安全ピン | ★★★★★ | ★★★★☆ | 2〜4目の標準的な交差 | ロック機能で目が絶対に落ちない |
| Uピン・アメピン | ★★★★★ | ★★★★☆ | 2〜3目の細めの交差 | 適度な挟み込みで糸を保持しやすい |
| つまようじ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | 1〜2目の小さな交差 | 木のささくれで糸を傷つけないよう注意 |
| あまり糸(別糸) | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | 大判の太い交差・長時間の退避 | 目を通し直す際に少し時間がかかる |
| ほつれ止めピン | ★★★☆☆ | ★★★★★ | 太糸・目数の多い交差 | 専用針に近く安定感がある |
最も扱いやすい代用品は安全ピンです。ピンをロックできるため、作業中に目から針が抜け落ちる心配がありません。ピンの底部分に糸を待避させておけるため、専用針に近い感覚でスムーズに編み進められます。
つまようじを使用する場合は、毛糸の繊維を引っ掛けないよう、表面がなめらかなものを選び、先端の鋭い部分をあらかじめ少し削っておくと安全です。
縄編み針を「使わない」で編む方法【1〜2目の交差に最適】
「左上一目交差」などの小さな交差編みであれば、道具を一切使わず右針と左針の操作だけで編む方がはるかに素早く仕上がります。道具を持ち替える手間がなくなり、手元がもたつきません。
道具を使わない交差編み(左上一目交差)の手順
交差させる2目に右針を入れる:交差予定の2目を編まずに、そのまま右針へ移します。
交差の順番を入れ替える:左針を後ろ(または手前)から交差させたい方の目に差し込み、右針をそっと抜いて目を交差した状態に持ち替えます。
そのまま表目を編む:目が交差して左針に戻ったら、通常通り1目ずつ表目を編みます。
一瞬だけ目が針から外れて浮いた状態になりますが、糸の張り具合を指先で軽く押さえておけば解ける心配はありません。3目以上の太い交差には向きませんが、細かな模様編みにはとても効率的な方法です。
100均(ダイソー・セリア・キャンドゥ)の縄編み針の選び方
代用品ではなく専用の道具を用意したい場合、100円ショップでも使い勝手の良い商品が手に入ります。各ショップの品揃えや特徴を知っておくと選びやすくなります。
ダイソー:標準的なU字型や波型のプラスチック製セットが主流です。太さ違いで3本パックになっているものが多く、極太毛糸から並太毛糸まで幅広く対応できます。
セリア:ニュアンスカラーや質感の整った手芸用品が充実しています。針の表面に適度なグリップ感があり、スチール製や竹製の扱いやすいタイプが見つかる場合もあります。
キャンドゥ:基礎的な編み物ツールが一通り揃っており、初心者向けのシンプルな形状のものが中心です。
プラスチック製の縄編み針は糸滑りが良すぎる場合があるため、編み目が抜け落ちやすいと感じる場合は、表面に適度な摩擦がある木製・竹製や、中央のくぼみが深めの形状を選ぶのがおすすめです。
縄編みに「穴があく」原因と綺麗に仕上げるコツ
縄編みを編んでいると「模様の端に大きな穴があいてしまう」「交差部分の目が伸びて不格好になる」という問題がよく起こります。これは糸の引っ張り具合や針の操作によるものです。
穴があく主な原因と解消法
原因:交差させる境目の糸が緩んでいる
対策:交差させた直後の「最初の1目」を編む際、糸を少し手前に引き締めてから編むことで隙間が綺麗に埋まります。
原因:休ませている目が引っ張られすぎている
対策:縄編み針や代用品にかかっている目を休ませる際、糸を強く引っ張りすぎないよう適度なゆとりを持たせます。
原因:裏目と表目の切り替え部分のたるみ
対策:縄編み模様の隣にある「裏目」を編むときに、糸山をキュッと締める意識を持つと、模様が立体的になり穴が目立ちにくくなります。
穴があいてしまうのは、糸の渡り幅(引き締め加減)の調整によるものです。交差直後の1目だけ糸を引き締める意識を持つだけで、ふっくらと整ったきれいな縄編み模様に仕上がります。
次に起こすべきアクション
今作っている作品の交差が「1〜2目」なら、まずは道具を使わない交差編みを試し、目数が多い場合は身近な「安全ピン」を代用して次の1段を編み進めてみてください。