【100均・家にあるモノ】網戸ストッパー代用案5選!隙間がない窓の対策から猫の脱走防止まで解説
網戸の開閉による猫の脱走や、小さな子どもの誤った開放を防ぐ際、専用のストッパーが手元になくても家にある日用品で一時的に固定できます。サッシの構造を利用した代用方法と、100均で入手できる専用器具の選び方をまとめました。
家にあるモノで今すぐできる!網戸ストッパーの代用案5選
専用品を用意するまでの応急処置として、次の5つの日用品が活用できます。サッシの形状や用途に合わせて選択してください。
| 代用アイテム | 固定力の目安 | 設置の手軽さ | 特徴・向いている環境 |
| ダブルクリップ | 中 | 容易 | 上部レールを挟むだけ。一時的な固定に最適 |
| 割り箸+テープ | 高 | 普通 | 溝を埋める突っ張り方式。隙間が狭いサッシ向き |
| メラミンスポンジ | 中 | 容易 | 隙間に詰め込む摩擦固定。枠を傷つけない |
| 粘着フック(2個使い) | 高 | 普通 | フック同士を掛け合わせてスライドを固定 |
| 耐震マット | 中 | 容易 | サッシの引き残し部分に挟んで滑りを防止 |
ダブルクリップ
網戸とガラス戸が交差する上部のレール部分に、大きめのダブルクリップを挟みます。持ち手側の金具を倒しておくことで、ガラス戸枠が引っかかり網戸が横に動かなくなります。
割り箸+マスキングテープ
サッシのレール溝の長さに合わせてカットした割り箸をはめ込み、マスキングテープで固定します。レール内の隙間を埋める突っ張り棒の役割を果たし、外側からの開放を防ぎます。
メラミンスポンジ
少し大きめのサイズにカットしたメラミンスポンジを、網戸と窓枠の合流部に隙間なく押し込みます。スポンジの密度と摩擦力により、軽めの力を逃がす効果があります。
粘着フック(2個使い)
室内側の網戸枠と、重なるガラス戸枠にそれぞれ向き合うように粘着フックを貼り付け、輪ゴムや紐で結んで固定します。
耐震マット
粘着力と弾力のある耐震マットを、網戸がすれ違う隙間の最上部に挟み込みます。引き残り部分の摩擦が増し、開閉を制限できます。
なお、セロハンテープや輪ゴムを使った固定は、日差しによる熱で粘着材がサッシに固着したり、ゴムが劣化して切れたりするため、長時間の設置には適していません。
隙間がないサッシや100均(ダイソー・セリア・キャンドゥ)ごとの選び方
応急処置のあとは、窓の形状に合った専用ストッパーへ変更するとより確実です。100円ショップで販売されている商品には構造に違いがあります。
ダイソー:粘着シート貼付タイプ(ワンタッチ開閉)
特徴:中央の羽を起こすとストッパーになり、倒すと解除できる形状です。
注意点:
網戸とガラス戸の重なり合う隙間が3mm以下の場合、羽を倒した状態でも反対側のサッシに接触し、窓自体の開閉ができなくなる場合があります。
セリア:サッシ枠挟み込みタイプ(ネジ留め)
特徴:
レールの水返し部分に器具を挟み、ネジを回して圧着させる方式です。テープを使わないため、賃貸住宅でも跡を残さず使用できます。 注意点:
締め付けが弱いと、強力な力が加わった際にレール上を滑ってしまうことがあります。
キャンドゥ:ベルト式多目的ストッパー
特徴:
網戸枠とガラス戸枠をまたぐ形で接着する柔軟なベルトタイプです。 注意点:
ロックの解除に両手での操作が必要になるため、頻繁に出入りする窓への設置には不向きです。
サッシ間の隙間がほとんどない(2mm以下)場合の対策
ガラス戸と網戸の隙間が極めて狭い場合、粘着タイプのストッパーを取り付けると開閉時に引っかかります。この場合は、サッシの「外側」や「下部溝」ではなく、室内から届くサッシ上部の引き残しスペース(網戸を全開にした際にも重ならない枠部分)に薄型のストッパーを取り付けることで干渉を防げます。
猫や子どもの安全を確保するための設置ポイントと注意点
猫や小さな子どもがいる環境では、力や知恵によってストッパーが無効化されるケースを想定する必要があります。
設置位置は「上部(手の届かない高さ)」を基本にする
ストッパーを網戸の下部だけに設置した場合、上部に力が加わると網戸のフレームが外側にしなり、隙間が生じます。特に猫は頭部が入る隙間(約2〜3cm)があると潜り抜けてしまうため、大人の手が届く範囲の最上部に設置してフレームの歪みを防ぎます。
猫の体当たりや体重による外れに対応する
体重4kg以上の猫が勢いよく飛びついた場合、粘着テープの接着面が剥がれるリスクがあります。市販のストッパーを使用する場合でも、設置面の油分やホコリを完全に拭き取った上で貼り付け、固定強度を維持するために2箇所(上部と中央部)へ取り付けます。
網戸自体の破れやフレームのズレをチェックする
ストッパーで鍵をかけていても、網自体が老朽化して破れたり、網戸枠がレールから脱落したりしては意味がありません。定期的に押しゴムのゆるみや枠のガタつきがないか確認してください。
サッシに合わせた手作り(DIY)網戸ストッパーの作成手順
市販品のサイズが合わない場合、身近な材料を加工して専用形状のロックを作ることが可能です。
S字フックを利用した引っ掛け式ストッパー
材料の準備:
金属製のS字フック(小型)と保護用の養生テープを用意します。 フックの加工:ペンチを使い、S字フックの片側をサッシのレール幅に合わせて少し狭くなるよう折り曲げます。
傷防止処置:
金属部分がサッシに当たって傷がつかないよう、全体に養生テープやマスキングテープを巻き付けます。 取り付け:
網戸の枠とガラス戸のすれ違い部分の溝に加工したフックを挟み込み、物理的にスライドをブロックします。
次に起こすべきアクション
まずは、家にあるダブルクリップまたはメラミンスポンジを使用して、網戸の最上部レール付近に仮固定を行ってください。その後、定規で「ガラス戸と網戸の隙間の幅」を測定し、3mm以上の余裕があれば粘着タイプ、3mm未満であればネジ式または上部引き残し用のストッパーを準備してください。