【編み付け口金の代用品】100均ワイヤー・バネ口金で作る失敗しないポーチの編み方
専用の編みつける口金が手に入らない場合でも、ダイソーやセリアで購入できるワイヤー口金やバネ口金で安全・綺麗に代用可能です。
穴あきタイプの専用品を使わずに、編み地に口金を通す「折り返し構造」や「巻き込み編み」を取り入れることで、型崩れしない使いやすいポーチに仕上がります。
代用口金の特徴と仕上がり比較
| 代用品(100均パーツ) | 開口部の動作・使い勝手 | 適した作品例 | 難易度と下準備 |
| ワイヤー口金(セリア/ダイソー) | 大きく開いたまま形状を保持する | 化粧ポーチ、ペンケース | 中級(通し道の折り返し編みが必要) |
| バネ口金(ダイソー/セリア) | 片手で押すだけでスムーズに開閉する | コインケース、ミニポーチ | 初級(縁の巻き込み編みで完成) |
| マグネットパーツ+芯材 | パチンと自然に閉まる構造 | トートバッグ、浅型ポーチ | 中級(補強用の接着芯・底板を併用) |
100均ワイヤー口金を編み付け用に変換する加工手順
ワイヤー口金には糸を通す穴がありません。代用する際は、本体の上部にワイヤーを通すためのトンネル(折り返し部分)を編み足す構造を採用します。
手順1:ポーチ本体を好みの高さまで編む
細編みなどを使い、指定のサイズまで均一な力加減で編み進めます。
手順2:口金通し用の縁(折り返し部分)を編む
本体の上端から、さらに細編みを4〜6段ほど重ねて編みます。この部分がワイヤーを包み込むスペースになります。
手順3:内側に折り返してとじ針で固定する
編み地を内側に折り返し、すくい縫いで固定して筒状の空間を作ります。左右の端はワイヤーの出し入れ用に隙間を残しておきます。
手順4:ワイヤーを通して結合する
作成した通し道にワイヤー口金を差し込み、ジョイント部分を接続します。
ワイヤーの金属色が編み目の隙間から透けて見える場合は、あらかじめ口金へ編み糸と同色のマスキングテープを巻き付けておくと、内部の金属感が隠れて均一な仕上がりになります。
また、ワイヤーの先端が編み地に引っかかるのを防ぐため、通す際は端部にマスキングテープを軽く巻き、滑りを良くしてから差し込むとスムーズ作業できます。
バネ口金で作るパクパクポーチの編み込み・縫い付け技術
ダイソーやセリアのバネ口金は、コンパクトな仕上がりのポーチ作りに役立ちます。
バネ口金を接続する方法には、「編みながら巻き込む方法」と「後からすくい縫いで固定する方法」の2種類があります。
巻き込み編み(作業時間を短縮したい場合)
最終段を編む際、バネ口金の金属板を編み地と一緒に針ですくいながら細編みを行います。別途縫い付ける工程が不要になります。
後付けすくい縫い(形をきれいに整えたい場合)
本体上部に約1cmの折り返しスペースを作り、そこにバネを通してから付属のピンで口金を固定します。
柔らかすぎる糸(アクリル毛糸など)を使用すると、バネの力に負けて編み地が引っ張られ、使用中に形が歪むことがあります。綿(コットン)100%の糸や、張りのあるレース糸を選択すると、構造が安定して長持ちします。
口金に合わせた糸と編み方の組み合わせ
口金の特性に合わせた糸と編み方を選ぶことで、作品の耐久性と使いやすさが向上します。
ワイヤー口金 × コットン糸(中細〜合太)
推奨する編み方:細編みの筋編み、すじ編み
自立性と強度が求められる大きめのポーチに合います。
バネ口金 × エコアンダリヤ・麻糸
推奨する編み方:細編み(目を詰めて編む)
素材自体に張りがあるため、バネの開閉圧に耐える構造を作ることができます。
はじめてのがま口風ポーチ作りのステップ
手元にあるあまり糸と、100均で購入できる10cm幅のバネ口金を用意し、底面が四角い小銭入れを1つ作ってみてください。
専用品を使わない代用構造の仕組みを一度体験しておくと、さまざまなサイズの口金に応用できるようになります。