編み物バッグの底板代用アイデア7選!沈まない自作テクニック
手編みのマルシェバッグやトートバッグを作った際、荷物を入れると底が沈み込んで型崩れしてしまう悩みを抱える方は少なくありません。専用の底板を用意しなくても、ダイソーやセリアなどの100均で手に入る身近なアイテムを活用することで、美しく実用的な底板を自作できます。
この記事の要点(30秒でわかる結論)
- 一番おすすめの代用品:ダイソー・セリアの「PPシート」(カットしやすく耐久性・耐水性に優れる)
- 一番手軽な代用品:100均の「鉢底ネット」(最初からマス目があり、そのまま編み付け可能)
- きれいに仕上げるコツ:カット面の角を100円玉にあわせて丸く整えると、編み糸の擦れを防げる
編み物バッグの底板は100均アイテムで代用可能!おすすめ素材比較
市販されている編み物用の底板は500円から1,000円ほどが相場ですが、100均(ダイソー・セリア)で揃う代用素材を使えば、100円程度で作品に合わせた自由なサイズの底板を用意できます。
代表的な代用素材の強さと加工のしやすさ、水濡れへの耐久性を以下に整理しました。
| 代用素材 | 強度 | 加工のしやすさ | 水濡れ耐久 | おすすめのバッグタイプ |
|---|---|---|---|---|
| PPシート(100均) | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | 高(水洗い可) | トートバッグ、マルシェバッグ(重い荷物用) |
| 鉢底ネット(100均) | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 高(水洗い可) | 底に直接編み付けるタイプのバッグ |
| まな板シート(100均) | ★★★☆☆ | ★★★★★ | 高(水洗い可) | 巾着バッグ、小ぶりのミニバッグ |
| ダンボール | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | 低(水濡れ厳禁) | 試作品、濡らさないお出かけ用 |
| 発泡スチロール板 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | 中 | 厚みを出したい箱型バッグ |
最も汎用性が高いのはダイソーやセリアで買える「PPシート(ポリプロピレン板)」です。ハサミやカッターで好みの形に切れる固さでありながら、ペットボトルや水筒を入れても底が沈みにくい安定感を得られます。
自作底板の作り方とバッグへの編み付け手順
底板を用意してバッグに仕立てる際、「内側に敷く方法」と「底板の穴に直接編みつける方法」があります。ここでは、作品が崩れにくく美しく仕上がる「直接編み付け法」の具体的な手順を解説します。
準備するもの
- PPシートまたは鉢底ネット(100均)
- 一眼ポンチ(または穴あけパンチ)
- カッター・ハサミ
- 角を丸くするための100円玉
作成ステップ
Step 1:型紙に合わせてカットする
作りたいバッグの底の形(楕円・丸・四角)に合わせてPPシートを切ります。角があるデザインの場合、100円玉をシートの角にあてて丸みを帯びるようにカットしておくと、角が糸に当たって擦れ切れる心配がなくなります。
Step 2:等間隔に穴をあける
フチから5mmから7mmほど内側の位置に、5mmから8mm間隔でポンチを使い穴を開けていきます。鉢底ネットを使用する場合は最初から穴が配置されているため、この加工手順を省くことができます。
Step 3:かぎ針で目拾いしながら編み付ける
開けた穴にかぎ針を通し、糸を引き出して細編み(こまあみ)で1周編みつけていきます。
きれいな形に仕上げるコツ
楕円の両端や四角の角にあたる穴には、1つの穴に対して2回から3回細編みを入れる(増し目をする)ことで、生地がつっぱらずに水平な平面を維持できます。
身近なダンボールやクリアファイル代用の注意点と補強術
家にあるダンボールやクリアファイルもすぐ試せる素材ですが、長持ちさせるためには特有の性質に合わせた補強が必要です。
ダンボールを代用する場合の補強
ダンボールは加工が簡単な半面、使用を重ねるうちに折れ目がつきやすく、水濡れにも弱い特徴があります。代用する際は、「ダンボールの目を縦と横で交差させて2枚重ねにする」ことで、曲げに対する強度が向上します。さらに周囲を布テープや透明テープで密閉することで、湿気による劣化を緩和できます。
クリアファイルを代用する場合の補強
薄手のクリアファイルは1枚では強度が足りません。代用する際は3枚から4枚を重ね合わせ、両面テープで全体をしっかりと貼り合わせることで、適度な柔軟性と弾力性を備えた底板として活用できます。
底板代用で失敗しないための3つのチェックポイント
自作の底板を作成する際、仕上がりや使い勝手を損なわないために確認しておきたいポイントが3つあります。
- 水洗いしたい作品には樹脂製(PP素材・鉢底ネット)を選択する
エコバッグや普段使いのマルシェバッグなど、定期的に洗濯する可能性のある作品には紙系素材(ダンボールや牛乳パック)を避け、水に強いPPシートや鉢底ネットを選択することが推奨されます。 - 使用する糸の太さと穴のサイズをあわせる
ズパゲッティやTシャツヤーンといった極太糸を使用する場合、鉢底ネットの小さなマス目では針や糸が通りにくくなります。太い糸を用いる際は、PPシートに少し大きめの穴を開ける加工が適しています。 - カット面のバリ(切り口の引っかかり)を処理する
プラスチック素材をハサミで切った直後の断面は鋭利になっており、編み糸を傷つける原因になります。カット面には軽めに紙ヤスリをかけるか、マスキングテープを1周巻いて保護処理をしておくと安心です。
今すぐ始める次の一歩
まずは手元に「コイン(100円玉)」「紙」「ペン」を用意し、作成したいバッグの底のサイズにあわせた型紙を書き出す作業から進めてみてください。型紙を用意しておくことで、100均を訪れた際に適切な大きさのPPシートや鉢底ネットを迷わず選択できます。