段数マーカー・目印リングが無い時の代用品10選!毛糸を傷めない裏ワザも解説
編み物の途中で段数マーカーや目印リングが見当たらなかったり、買いに行くのが手間だったりする場面でも、作業を中断する必要はありません。
段数マーカーや目印リングは、身近にある文房具や余り糸で十分に代用できます。
まずは手元にあるアイテムの使い勝手を一覧にまとめました。作品や糸の種類に合わせて選んでみてください。
| 代用品 | おすすめ用途 | 毛糸への優しさ | 入手のしやすさ | 特徴・使い心地 |
| 余り糸・別糸 | 段数マーカー / 目数リング | ★★★(最高) | ★★★(最高) | 最もおすすめ。 毛糸を傷つけず、編み目を歪めない |
| ゼムクリップ | 段数マーカー(仮止め) | ★★☆(普通) | ★★★(最高) | 端を少し開いて引っ掛けるだけ。太い毛糸向け |
| 安全ピン | 段数マーカー | ★☆☆(要注意) | ★★☆(高い) | 落ちにくいが、金属のフック部分に毛糸が挟まりやすい |
| フックピアス | 段数マーカー | ★★☆(普通) | ★★☆(高い) | ワンタッチで着脱可能。カチッと留まり安定感がある |
| 小さなゴム | 目数リング(棒針) | ★★☆(普通) | ★★☆(高い) | 棒針に通して使う目印に最適。かぎ針には不向き |
今すぐ試せる!おすすめ代用品リスト【使い勝手・毛糸への優しさ比較】
編み物のマーカーには、大きく分けて「棒針に通して位置を示す目印リング」と「編み目に引っ掛けて段数を数える段数マーカー(開閉式)」の2種類があります。用途に応じて使い分けましょう。
1. 安全ピン・ゼムクリップ(手軽さ重視)
文房具のゼムクリップや安全ピンは、かぎ針編みでの段数マーカーの代用として非常に手軽です。
ゼムクリップのコツ: クリップの外側を少しだけ外に広げ、編み目(目の頭の上2本)にサッと引っ掛けます。
安全ピンのコツ: 開閉できるため落ちにくいのがメリットですが、ピンの根元にある丸いバネ部分に毛糸の繊維が挟まりやすい側面があります。大切な作品に使う場合は、バネ部分にテープを巻いて隙間を埋めておくと安心です。
2. 短く切った余り糸・別糸(毛糸への優しさ重視)
編み地を傷つけたくない場合や、繊細な糸を使っている場合は、「編んでいる糸とは違う色の余り糸」が最適です。
5cmほどに切った別糸を半分に折り、編み目やくぐらせたい段に通すだけで、しっかり目印の役目を果たします。針の動きを邪魔せず、編み地が重くならないため、市販のマーカー以上に使い勝手が良い場面もあります。
3. ピアス・フック金具(引っ掛かりにくさ重視)
使わなくなったフックタイプのピアスや、ハンドメイド用のフック金具も優秀な代用品です。
先端が丸みをおびているものが多く、毛糸の繊維を刺してしまうリスクを防ぎながらスッと編み目に通せます。カチッと留められる形状のものは、途中で引っ張られても外れない安心感があります。
4. マスク用ゴム・輪ゴム(目数リング専用)
棒針編みで目数を区切るだけの目印(目数リング)が必要な場合は、小さなゴムが使えます。
使い捨てマスクの耳紐を切って結び目を作ったリングや、ヘア用のミニサイズゴムを棒針に通しながら編み進めることで、目印として機能します。ただし、摩擦が大きい輪ゴムは棒針の滑りを妨げるため避けてください。
糸端で作る「毛糸を絶対に傷めない目印リング」の作り方
プラスチック製のマーカーは固さがあるため、編み地に長期間付けたままだと、その部分の編み目が伸びて広がる原因になります。
そこでおすすめなのが、編み糸の余りで30秒で作れる結び目リングです。
編んでいる糸と対比になる色の別糸(アクリル糸やコットン糸が伸びにくく最適)を10cmほど用意します。
指に巻きつけ、固結びを2回して指輪状の小さな輪っかを作ります。
余った糸端を3mmほど残して切り落とします。
[画像挿入位置: 余り糸で作った結び目リングを棒針に通している手元の写真 / alt="あまり糸で作った目印リングの作り方と使用例"]
プラスチックや金属と異なり柔らかいため編み目を歪めず、編み地と一緒に折りたたんでも邪魔になりません。
段数マーカーを代用する際の間違いと注意点
代用品を使う際は、作品の仕上がりを損なわないために以下の点を確認してください。
先端が鋭利なもの・引っかかりやすい形状はNG
爪楊枝や先の尖ったピン、金属のひっかかりがあるものは避けてください。毛糸のよりがほどけたり、糸が引きつれて作品を傷める原因になります。
必ず滑らかで引っかからないかを指先で確認してから編み地に通しましょう。
「目数リング」と「段数マーカー」の役割の違いを混同しない
目数リング(開かない環状のもの): 棒針に通して移動させながら使う。編み目自体には直接引っ掛けない。
段数マーカー(開閉できるもの): 編み目や特定の段に直接引っ掛けて固定する。
開かないリング(指輪や一体型のリングなど)をかぎ針編みの段数マーカーとして編み目に通してしまうと、後から外せなくなるため注意が必要です。
100均(セリア・ダイソー・キャンドゥ)で購入できる専用マーカーの特徴と選び方
代用品で作業を進めた後、専用品を揃えたい場合は100円ショップで十分に扱いやすいアイテムが手に入ります。
セリア: くすみカラーやニュアンスカラーのマーカーが多く、見た目のデザイン性に優れています。細い糸向けのミニサイズも豊富です。
ダイソー: 大容量で実用的なセットが多く展開されています。ロック式(安全ピン型)とリング型がセットになった商品が揃っています。
キャンドゥ: 初心者でも扱いやすいシンプルなクリップタイプや仮止めクリップなどが手に入ります。
特に「ロック式」と呼ばれる、留め具をロックできるタイプの段数マーカーが1セットあると、かぎ針編み・棒針編みのどちらにも幅広く対応できます。
今すぐ編み物を再開するための1ステップ
手元にある別色の余り糸を5cmほどハサミで切り、二つ折りにして今の編み目にサッと通してください。
道具を探しに出かけたり悩んだりする時間をかけず、今すぐその1目から編み進めましょう。