ラバーチューブがない!編み物用ステッチホルダーの代用アイデア7選と失敗しない使い方
袖休めや身頃の休め目をしたい場面で、専用のラバーチューブ(ステッチホルダーチューブ)が手元になくても編み物を中断する必要はありません。
ダイソーやセリアなどの100均で購入できる「水槽用シリコンチューブ」や「シリコン製コードホルダー」を使えば、専用品とほぼ変わらない使い勝手で代用できます。
チューブの穴に編み針の先を少し差し込み、滑らせるように目をスライドさせるだけで、糸をほつれさせずに保持可能です。
今すぐ試せる身近な代用アイテムと、毛糸を傷めずに作業を進めるための工夫を具体的に紹介します。
【結論】ラバーチューブの代用は100均「シリコンチューブ」「コードホルダー」で可能
専用のラバーチューブがない場合、中空で柔らかいシリコン製またはPVC(塩化ビニル)製の細いチューブがあれば問題なく代用できます。
手軽に入手できるおすすめのアイテムは以下の通りです。
今すぐ安く揃えたい場合: 100均のアクアリウムコーナーにある「シリコン製エアチューブ」
太めの針(6号以上)を使う場合: シリコンストローやソフトタイプのコード保護チューブ
家にあるもので済ませたい場合: ほつれ止めピンや余り糸(別糸)
専用品を購入すると500円〜1,000円ほどかかりますが、代用品であれば110円で1〜2mほどの十分な長さを確保できます。
そもそも編み物用ラバーチューブ(ステッチホルダー)とは?仕組みと使い方
専用の「ステッチホルダーチューブ」や「ラバーチューブ」は、セーターの袖付けや襟ぐりなどで、一時的に目を休ませておくための道具です。
基本的な仕組みと手順
差し込む: チューブの端にある穴に、使用中の編み針(棒針・輪針)の針先を3〜5mmほど押し込みます。
移動させる: 編み針からチューブへ、滑らせるように目をスライドさせて移します。
保持する: すべての目がチューブに移ったら針を抜き、チューブの両端を結ぶかストッパーで固定します。
針に戻す: 再び目を針に戻す際は、逆の手順でチューブの端に針先を差し込み、編み針へ目を移動させます。
金属製のほつれ止めピンのように目を1本ずつ移す手間がかからず、休ませている間も編み地が引っ張られないため、作業の途中で試着できる利点があります。
身近な素材で試せる!ラバーチューブ代用アイデア7選と比較表
入手しやすい7種類のアイテムについて、使いやすさや適した用途を比較しました。
| 代用品 | 主な入手先 | 針の挿しやすさ | 目すべりの良さ | 特徴・適した針サイズ |
| 水槽用シリコンチューブ | 100均(ペット用品) | ★★★★☆ | ★★★★★ | 最もおすすめ(3〜8号の細〜中細針にジャストフィット) |
| シリコンストロー | 100均(キッチン) | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | 穴が太いため、極太針やジャンボ針向け |
| 配線用スパイラルチューブ | 100均(電気・PC) | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | 切れ込みから目が挟まりやすいため扱いに注意 |
| 中空ソフトコード(クラフト用) | 手芸店・100均 | ★★★★★ | ★★★★☆ | 柔らかく細針にぴったり |
| ほつれ止めピン | 100均(手芸) | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | 手袋の指先や衿ぐりなど目数が少ない部分向け |
| 余り糸(別糸) | 自宅 | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ | 道具は不要だが、とじ針を使って移す手間がかかる |
| 医療・実験用シリコンチューブ | ホームセンター | ★★★★★ | ★★★★★ | 専用品に近い操作感(ホームセンターで切り売り購入可能) |
代用品を選ぶ際の基準
素材の柔軟性: 硬いビニール(PVC)製よりも、圧倒的に「シリコン製」が適しています。PVC製は室温が低いと硬化して針先にハマりにくくなりますが、シリコン製なら適度な伸縮性があり針先にしっかり密着します。
内径のサイズ感: 日本の一般的な棒針(3号〜8号程度)を使う場合、内径2mm〜3mmのチューブを選ぶとスムーズに作業できます。
100均アイテムを扱いやすくする簡単な工夫
100均のシリコンチューブはそのまま使うこともできますが、少し手を加えることで使い勝手が格段に高まります。
1. 切り口を「斜めカット」して差し込み口を広げる
チューブの端をハサミで斜めにカットしておくと、編み針の先をスムーズに挿入できるようになります。
2. コードストッパーやゴムで端留めを作る
目がチューブの端から抜け落ちるのを防ぐため、両端に「コードストッパー(巾着袋の紐留め)」を通すか、小さめのヘアゴムを巻き付けて固定します。
3. 用途に合わせた長さにカットしてストックする
袖用(2本分): 約40cm × 2本
身頃(胴体)用: 約100cm × 1本
あらかじめ使いやすい長さにカットして保管しておけば、次の作品づくりでもすぐに活用できます。
代用品を使う際に気をつけたいトラブルと回避策
コストパフォーマンスに優れる代用品ですが、専用品とは異なる注意点もあります。事前に知っておくことで防げるトラブルをまとめました。
1. 針の太さとチューブの内径が合わず途中で抜ける
針が太すぎるとチューブに入らず、細すぎるとスライド中に針からチューブが外れ、目が落ちてしまう原因になります。
回避策: 針を差し込んだ状態で軽く引っ張り、抜け落ちないか確認してから目を移動させます。少しゆるい場合は、針先にマスキングテープを1重巻いて太さを微調整すると密着します。
2. チューブの表面に毛糸が引っかかる
シリコン素材の種類によっては、表面の摩擦が大きいものがあります。繊細なモヘアや起毛したウール糸の場合、毛羽が引っかかることがあります。
回避策: 使用前にベビーパウダーや小麦粉を薄くチューブ表面になじませておくと、滑りが向上します(作業後は軽く拭き取ってください)。配線用のスパイラルチューブは切れ込みに糸が挟まりやすいため、起毛糸での使用は避けるのが安全です。
3. 保管時の折りクセで編み地が引っかかる
チューブを細かく折りたたんで保管すると、折れ曲がった部分にクセがつき、目を戻す際にひっかかりやすくなります。
回避策: 保管する際は小さく折らず、大きめの輪にして軽く結ぶか、フックなどに吊るして保管してください。
よくある質問(FAQ)
Q. 代用したシリコンチューブは洗っても大丈夫ですか?
A. はい。シリコン製であれば水洗いやアルコール拭きが可能です。購入直後はホコリや製造時の油分が付着していることがあるため、軽く表面を拭いてから使用することをおすすめします。
Q. 輪針のコード部分を使って目を休ませることはできますか?
A. 可能です。付け替え式の輪針をお持ちの場合は、針先を外してコードストッパー(エンドキャップ)を取り付けることで、そのままステッチホルダーとして利用できます。
次に起こすべきアクション
手元に代用できそうな「水槽用シリコンチューブ」や「シリコンストロー」があるか、自宅のストックや近くの100均(ペット用品・キッチンコーナー)を確認してみましょう。
店舗で購入する際は、普段よく使うサイズの編み針を1本持参し、チューブの穴に当ててサイズ感(内径2〜3mm程度)を確認してから買い求めると、失敗なくスムーズに作業を再開できます。