バリカンに油がないときの代用品は?安全に使えるオイルと正しいお手入れ方法
バリカンの専用オイルを切らしてしまった場合、結論からお伝えすると、ミシン油やベビーオイル、100円ショップの万能オイルなどが応急処置としての代用品として使えます。ただし、食用油のように酸化して刃を固着させるリスクがあるものは避けるべきです。
安全に代用できるオイルの種類や、正しいメンテナンスの進め方を確認しましょう。
バリカンのオイルがないときに使える代用品
家庭用の手入れで専用のクリッパーオイルを切らしてしまった場合、身の回りのオイルで一時的な代用が可能です。ただし、いずれもメーカー推奨の正規手段ではないため、状況に応じた選択が必要です。
ミシン油
代用として最も広く知られているのがミシン油です。粘度が低くサラサラしているため、金属製の刃の動きを妨げにくく、ホームセンターなどで手に入りやすい利点があります。ただし、人体への使用を前提としていないため、使用後は刃をしっかり拭き取る配慮が必要です。
ベビーオイルやヘアオイル
肌に直接触れることを前提に作られているベビーオイルや、使わなくなった美容系のヘアオイルは、顔周りや地肌近くで使う機械に安心感を持たせたい場合に適しています。粘度がやや高めであるため、数滴にとどめてベタつきを防ぐのがこつです。
100均の万能オイル
ダイソーやセリアなどの店舗で販売されている万能タイプの鉱物油も、急な場面での応急処置として活用できます。サラッとしたタイプが多く、手軽に入手できるのが特徴です。
代用してはいけないものと注意すべきポイント
代用品を選ぶ際は、油の性質によって機器の不具合や衛生面のトラブルを招くものがあるため注意が求められます。
食用油がNGとされる理由
サラダ油やごま油などの食用植物油は、空気中の酸素に触れると酸化して粘り気を帯び、やがて固まる性質を持っています。刃の隙間に残った食用油が数日で固着すると、モーターに負荷がかかって動かなくなる原因になります。また、皮脂や細かい髪の毛が吸着しやすくなり、衛生面でも好ましくありません。
潤滑スプレー類を使う際のリスク
金属用の潤滑防錆スプレーは一時的に滑りを良くしますが、元々付いていた油分を洗い流してしまう特性があります。また、強い匂いが残ることもあるため、使用後は速やかに拭き取りを行い、次回以降は専用品を用意するのが無難です。
刃を長持ちさせるための正しい注油手順
代用品を使用する場合でも、正しい量と手順を守ることで、刃への負担を最小限に抑えることができます。
手順1:
電源を切り、可能であれば刃を取り外す 手順2:
専用ブラシなどで毛クズや皮脂を綺麗に掃き出す 手順3:
刃の可動部や接触する部分に、代用オイルを1から2滴ほど垂らす 手順4:
電源を入れて数秒間だけ刃を動かし、オイルを全体に行き渡らせる 手順5:
清潔なティッシュペーパーで余分な油をしっかりと拭き取る
次に起こすべきアクション
お手元の代用品で急場をしのいだら、家電量販店や通販サイトで純正のバリカン専用オイル、またはメーカー互換のメンテナンスオイルの在庫を確認し、次回に向けて用意を整えてください。