アームブラスターの代用名案5選!自作プリーチャーカール台の作り方と痛くない使い方のコツ
「腕を太くしたいけれど、アームブラスターを買うのはもったいない……」そんな悩みに対し、現役トレーナーやホームジム愛好家の知恵を結集したアームブラスターの代用アイデアを公開します。
結論から言うと、「肘の固定」さえできれば身近なもので代用可能です。ただし、やり方を間違えると首や腰を痛めるリスクもあります。本記事では、効果的な代用術から、自作方法、デメリットまでを網羅的に解説します。
1. アームブラスターとは?二頭筋を「逃がさない」最強の補助具
アームブラスターは、上腕二頭筋のトレーニング中に「肘の前後動(チーティング)」を物理的に防ぐための器具です。
役割: 立ち姿勢で「プリーチャーカール」と同様の環境を作る。
効果: 負荷が逃げやすい収縮ポイントで、二頭筋に強烈な刺激を集中させる。
実情: 非常に効果的ですが、数千円のコストと収納場所が必要なため、まずは代用から試すのが賢い選択です。
2. アームブラスターの代用アイデア5選
「筋肉への入り方」に焦点を当てた、おすすめの代用方法です。
① 壁に背中と肘を密着させる(ウォール・カール)
もっとも手軽で効果が高い方法です。壁に背中をつけ、肘を壁に押し当てたままカールを行います。
アドバイス: かかとを壁から5cmほど離して立つと、腰への負担が減り、肘を壁に固定しやすくなります。
② インクラインベンチの背もたれを「脇」に挟む
ジムにあるベンチを60〜75度程度に立て、その背もたれを抱え込むようにして脇を乗せます。
メリット: 市販のアームブラスターよりも安定感が強く、高重量を扱いやすいです。
③ 硬めのクッション+ベルト固定
自宅にあるクッションをお腹に当て、トレーニングベルト(または紐)で体に固定します。
失敗しないコツ: クッションが柔らかすぎると肘が沈んで逃げるため、「バスタオルを巻いて硬くしたクッション」を使うのがベストです。
④ コンセントレーションカールの応用
椅子に座り、太ももの内側に肘を固定します。
ポイント: アームブラスターの「両腕同時」というメリットは失われますが、片腕ずつ行うことでより深く集中(マインドマッスルコネクション)できます。
⑤ パワーラックのセーフティバーを利用
セーフティバーをみぞおちの高さに設定し、そこに腕を置いて行います。
注意点: 鉄製で痛いため、必ず厚手のタオルやヨガマットを敷いてクッション性を持たせてください。
3. プリーチャーカール台を自作する手順と設計のポイント
「自分専用の台が欲しい」という方向けの、低コスト自作プランです。
| 手順 | 作業内容 | 失敗を防ぐ重要ポイント |
| 1. 土台作り | 2×4材(木材)をH型に組む | 左右の揺れに耐えるよう、接合部はL字金具で補強する。 |
| 2. 支柱の調整 | 自分の脇の下の高さにカット | 立って行うか座って行うか、事前に決めておく。 |
| 3. 天板の固定 | 30度〜45度の角度で板を付ける | 角度が急すぎると手首への負担が増えるため注意。 |
| 4. クッション加工 | お風呂マット+合皮をタッカーで固定 | 汗をかくため、布製ではなく拭き取れる合皮シートが推奨。 |
4. アームブラスターのデメリットと「いらない」と言われる理由
メリットばかりではありません。実際に使って感じた「不便な点」も正直にお伝えします。
首への負担が強い: 重量が重くなると、ストラップが首に食い込み、頸椎を圧迫して頭痛の原因になることがあります。
可動域の制限: 体格によってはプレートのカーブが合わず、肘が外れて逆にストレスを感じる場合があります。
腰への反動: 肘が固定される分、無意識に腰を反らせて挙上しようとする癖がつきやすく、腰痛リスクがあります。
結論: 「すでにジムに通っており、プリーチャーカール台が空いている」なら、アームブラスターはあえて購入する必要はありません。
5. 【比較表】代用 vs 市販品 vs 自作
どの方法が自分に合っているか、以下の表でチェックしてください。
| 比較項目 | 壁・クッション代用 | 市販アームブラスター | 自作カール台 |
| コスト | 0円 | 3,000円〜 | 2,000円〜 |
| 固定力 | △〜◯ | ◎ | ◎ |
| 手軽さ | ◎ | ◯ | △ |
| 場所の専有 | なし | わずか | あり |
6. アームブラスターに関するよくある質問(FAQ)
Q. アームブラスターを使うと肘が痛いのですが…
A. 肘のパットが薄い、または当たる位置がズレている可能性があります。代用品(タオルなど)を挟むか、肘を置く位置を少し外側にずらして「骨」ではなく「三頭筋の末端」で支える意識を持ってください。
Q. 代用でも効果は変わらない?
A. 基本的なメカニズム(肘の固定)は同じです。ただし、市販品や自作台の方が「脇を締める力」を利用しやすいため、より高重量での追い込みには適しています。まずは「壁カール」で刺激の変化を感じてみてください。
まとめ:まずは「壁」から始め、必要なら導入を
アームブラスターは二頭筋を孤立(アイソレーション)させる優れたツールですが、壁やベンチでの代用でも十分な成果を得られます。
まずは壁カールで肘を固定する感覚を掴む。
物足りなければ、ジムのインクラインベンチを代用する。
自宅での頻度が高いなら、安価な市販品の購入や自作を検討する。
このステップで、怪我を防ぎながら理想の太い腕を手に入れましょう。