イレクターパイプのアタッチメント代用は配管金具が正解!ホムセン売り場別の選び方と異音対策
「イレクターパイプで車中泊ベッドや棚を作りたいけれど、専用アタッチメントが高すぎる」と悩んでいませんか。純正品を複数揃えると数千円の出費になりますが、ホームセンターの資材館にある身近なパーツで安全かつ頑丈に代用可能です。
この記事では、カインズやコーナンなどの主要ホームセンターで手に入る具体的な代用金具の選び方、外径28mmのパイプに適合する正確な規格サイズ、そして実際に取り付ける際に直面する「異音・擦れ」の具体的な解決策まで分かりやすくお届けします。
【結論】イレクターパイプのアタッチメントは「20A規格の配管支持金具」で格安代用できる
結論からお伝えすると、ホームセンターの配管資材売り場にある「サドルバンド」や「吊バンド」を使えば、1個あたり数十円から100円前後で完璧に代用できます。
イレクターパイプの標準的な外径は28mm(一部太い42mm規格を除く)です。これに対し、ガス管や水道管の固定に使われる配管金具の「20A」という規格(内径約27.2mm)が、パイプを適度な摩擦でホールドするのにジャストフィットします。
以下の表で、純正品とホームセンターで買える主な代用品のコストや特徴を比較しました。
| パーツ名(規格) | 入手しやすい場所 | 1個あたりの価格目安 | メリット | デメリット・注意点 |
| 純正アタッチメント | イレクターコーナー(大型店) | 300円〜1,200円 | 見た目が専用設計でスマート | 費用がかさむ、取扱店が限定的 |
| サドルバンド(20A) | 配管・水道売り場(ほぼ全店) | 30円〜80円 | 圧倒的に低コスト、省スペース | 金属製のためパイプに傷がつきやすい |
| 吊バンド・立バンド | 配管・鋼管売り場(中〜大型店) | 100円〜200円 | ボルトで強固にロックできる | ナットやボルトが露出して無骨 |
| 木材(自作加工) | 木材カット・端材コーナー | ほぼ0円(端材利用時) | 内装に合わせたデザインが可能 | ホールソーなどの工具と手間が必要 |
ホームセンター(カインズ・コーナン・コメリ)の売り場別おすすめ代用パーツ
主要ホームセンターの資材館において、具体的にどこの棚を探せば代用品が見つかるのかを解説します。イレクターパイプの専用コーナーではなく、「建築資材・配管・水道」のフロアへ向かうのがポイントです。
カインズ:資材館「配管・鋼管」コーナーのサドルバンド(20A)
カインズの大型店舗(資材館併設店)では、水道用の金属パーツがバラ売りされています。
狙い目パーツ:ユニクロメッキ製の「サドルバンド 20A」。1個数十円で購入可能です。
特徴:非常に薄型のため、車の壁面やユーティリティナットに対して平らにぴったりと固定できます。
コーナン:プロ向け売り場の「吊バンド」および「立バンド」
コーナン(特にコーナンPRO)は配管支持金具のバリエーションが豊富です。
狙い目パーツ:円形の金具でパイプを完全に包み込み、ボルト1本で締め上げるタイプの吊バンドです。
特徴:車の荷室にパイプをガッチリと固定したい場合に適しており、走行時の振動でもパイプが脱落する心配がありません。
コメリ:農業・建築資材コーナーの「ミニクランプ」
コメリ(パワーおよびハード&グリーン)では、ハウス資材の棚もチェックしてください。
狙い目パーツ:外径25.4mm〜31.8mmに対応する細径のミニクランプ。
特徴:単管パイプ用(48.6mm)は太すぎて使えませんが、ビニールハウス用の軽量ミニクランプであれば、イレクターパイプ同士を角度をつけて連結させるアタッチメントの代わりになります。
【手順】イレクターパイプアタッチメントを自作する2つの方法
既製品の金具を使わず、さらにコストを抑えたり、車内のインテリアに馴染ませたりするための自作手順です。
木材(端材)をくり抜いて作る「ウッドクランプ」
材料の準備:厚さ20mm以上の硬めの木製端材(ホームセンターの端材コーナーで数十円で入手可能)を用意します。
穴あけ:電動ドリルに28mm径のホールソーを装着し、木材に丸穴を貫通させます。
切断:開けた丸穴の中心線を通るように、ノコギリで木材を真っ二つにカットします(これで半円の溝を持つパーツが2個できます)。
固定:この2個のパーツでイレクターパイプを上下(または左右)から挟み込み、車のユーティリティナットにボルトで締め付けます。
木製のため内装の雰囲気を壊さず、パイプ表面を傷つけないメリットがあります。
メタルジョイントのパーツ流用固定
イレクター純正の「プラスチックジョイント(接着剤固定)」ではなく、ボルトで分解可能な「メタルジョイント」を単体で活用します。
メタルジョイントの片側のパーツだけを取り外します。
車のM6サイズなどのネジ穴(ユーティリティナット)に、長めのM6ボルトを使ってジョイントの片側を直接ネジ留めします。
そこへイレクターパイプをはめ込み、もう片方のパーツを被せて六角レンチで締め込みます。
取り付け後に直面する「異音・傷」のトラブルと具体的な防止策
市販の配管金具で安易に代用すると、実際に車を走らせた際にいくつかの不具合が生じます。安全に長く使うための対策は必須です。
走行時の「ギシギシ音」と摩擦傷
原因:金属製のサドルバンド(内径27.2mm)にプラスチック被覆のイレクターパイプ(外径28mm)を直接締め付けると、走行中の微振動で金属と樹脂が擦れ合い、「キュッキュッ」と不快な異音が発生します。また、摩擦でパイプの表面が削れてしまいます。
対策:金具の内側に、100円ショップでも手に入る「自己融着テープ」または「1mm厚のゴムシート」を1周巻いてから締め付けてください。これによりクッション性が生まれ、異音が完全に消えるとともに、滑り止め効果が大幅に向上して強固に固定できます。
車体ボルトの長さ不足による固定不良
原因:車の荷室にあるネジ穴は、内装の内側の奥まった位置にあるケースが多いです。代用金具の厚みや、上記で挟むゴムシートの厚みを計算に入れないと、純正ボルトでは長さが足りず、ネジ山を潰してしまって固定できなくなります。
対策:アタッチメントを代用する場合は、元から車にあるボルトではなく、あらかじめ「長さ25mm〜40mmのM6ボルト」をネジ売り場で合わせて購入し、確実に奥まで締め込める長さを確保してください。
次に起こすべきアクション
まずは自宅から一番近い大型ホームセンター(カインズ・コーナン・コメリなど)の「配管資材・水道コーナー」へ足を運んでみてください。そこで「20Aサイズのサドルバンド」を1個(数十円)だけ購入し、手持ちのイレクターパイプにしっかりとはまるか、サイズ感を実際に確かめてみるのが最も確実で費用を無駄にしないステップです。